まとめ
レモンを入れると紅茶の色がうすくなるが、ほかにもすっぱいくだものや酢などを入れるとうすくなることがわかった。
だからすっぱい成分が紅茶の色をうすくしているのではないかと思う。
食品成分表で調べると紅茶の色と渋みはタンニンという成分によるものとわかった。
レモンのすっぱい成分とタンニンが反応して色がうすく変わってしまうんじゃないかと思う。
そしてじゃがいもやタマネギ、さとうなどのすっぱくないものにも色を変えてしまう成分が入って いるのだと思う。

日東紅茶に電話をかけてみたらこのように教えてくれた。
「レモンの中に入っているクエン酸が紅茶の色をうすくしている。ほかにもすぱっい味がする果物、たとえばミカンなどにもクエン酸が入っている」

お母さんに聞いてみたら
じゃがいもやタマネギにもなにか酸が入っていてその酸もクエン酸のように紅茶の色をうすくしてしまうんじゃないかと言っていた。たとえばじゃがいもにはビタミンC(アスコルビン酸)が入っているそうだ。試しに紅茶にビタミンCの薬を入れてみたら色がうすくなった。

また塩やしょうがには紅茶に色をこくする成分が含まれているらしい。

紅茶の色をうすくしているのは酸の働きと考えられるが詳しいことはわからなかった。

1998.8.17  吉村 麻里奈(10歳)


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