ローゲージのざっくりセーターは着たいけど
太って見えるしコートやジャケットを着たとき窮屈ですよね。

そこで着れなくなったローゲージのセーターを
リフォームしてみました。

その1.べろ〜んとのびきった綿セーターをベストに

海外通販で購入した綿のニットですがとにかく袖がながくて
袖口も広がり放題。ずっと着てなかったのに
タンスの奥にあったので捨てられず生き残っておりました。

これは袖を切り落とし身頃の幅を細くして
ベストにしてみました。
試行錯誤して所要時間は1時間半くらいでした。



生成りの綿糸でざっくりと編まれたプルオーバー
丈も袖口も伸びきっています。
このように切り離して、端ミシンでほつれ止めをしたのち
身幅をつめて、腕ぐりはコマ編みで処理しました


んでこれが出来上がり品




その2.ローゲージニットとハイゲージニットの合体

これはほんとに自分でも驚く出来ばえでございました。
しかも所要時間3〜40分くらいのお手軽さなのです。


左が自分で洗って型崩れした薄手のセーター。
右が延びきった厚地のセーター。
右のはイタリア製の高級品で、色と肌触りが大好きでした。

右のセーターの前身頃とネックを
左のセーターにくっつけてみました。

端ミシンでほつれ止めをしたのち
毛糸針でぶすぶすと縫い止めて
あっという間にできてしましました。



出来上がり品
どお?いい感じでしょ
丈の長さが違ってもまち針で止めちゃば
ぴったりにくっついちゃうんですね。




3.おまけ


後ろ身頃を輪にしてみました。



4.アンゴラの半袖セーターをノースリーブに

アンゴラ焦げ茶の半袖セーターなのですが
袖丈がいまひとつ中途半端な長さでほとんど着ていませんでした。
上にカーディガンをはおると袖がゴロゴロもたつくので
おもいきって袖をとってみました。



袖をとる前の写真を取り忘れ出来上がり品です。
袖をほどいた毛糸で袖ぐりをコマ編みで処理したのですが
そのまま目をひろうとビロ〜ンをそでぐりが大きく
なっちゃうので目数を減らしながらコマ編みをしました。
3度も編み直ししてやっと納得いく仕上がりになりました。
といってもほんのちょっとの鉤針編みなんでたいした時間はかかりません。
ちょくちょく空き時間をみつけてはやりましたので
合計したら1時間くらいと思います。




5.首がのびきったベストをリブ編みセーターと合体!

特に後ろの首周りがビロ〜ンとのびていて
着るとこの部分が垂れ下がりとても着れる状態ではありません。
なんで処分してなかったのか謎です。





合わせるセーターを黒にするかベージュにするかで
随分迷ってしまいましたが
ボトムに黒を持ってきてすっきり着こなしたいので
黒と合わせることにしました。



できあがり品。
我ながら予想以上の仕上がり♪
ブローチも鉤針編みで作りました。



ほんとに適当に作ってますので
もいちど同じもんを作れと言われてもできないかも(^^;)
一応四つ葉のつもりです。


予算0円で5アイテムを作ることができました。
家事そっちのけで久しぶりに夢中になって手芸をしてしまいました。
とっても楽しかったです。

めでたし めでたし

2003.10.16