重度歯周疾患患者のインプラント治療


重度歯周疾患のためほとんどの歯が抜歯となりますが、患者さんは
下顎に固定式の歯を希望されました。
初診時口腔内正面観
同側面観

初期治療終了後の口腔内所見
残存歯の予知性にも疑問があるため抜歯して
インプラント補綴にすることにしました。

ITIインプラントを6本埋入しました。

術後2週よりヒーリングキャップ周囲のブラッシングを開始します。
安静期間中治療用義歯は頻回にティッシュコンディショニング
を繰り返します。

術後約3ヶ月後オクタヘッドを装着しました。

フレームを試適します。

インプラント補綴では上部構造の適合がとても重要となります。
X線写真で適合を確認します。

上部構造装着後の口腔内正面観とX 線写真です。

上部構造装着後の側面観です。

上部構造装着後の舌側面観です。
患者さんは機能的にも審美的にも良好でたいへん満足
されています。