骨裂開部のインプラント補綴

患者さんは左上456番部欠損にインプラント補綴を希望されました。

左上4番部には骨欠損が認められました。

なるべくインプラント周囲の骨欠損が骨内欠損あるいは3壁性の骨欠損になるようにインプラントを通常よりもやや深め、口蓋側よりに埋入しました。

骨欠損部には周囲より採取した自家骨を移植しました。約5ヶ月後の2次手術時には骨欠損は新生骨でしっかりと被覆されているのを確認できました。

オクタヘッドを挿入し、上部構造を製作しました。

X線写真で上部構造の適合が良好なことを確認しました。インプラント周囲組織は良好であり、患者さんは機能的にも審美的にも満足されています。