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北海道支部版9月号 vol. 414より
保存版 "我が子の幼稚園選び"アンケート結果
今回、守る会北海道支部では、すでにお子さんが幼稚園に通った(通っている)会員の経験を紹介する目的で、アンケートをとったそうです。
手術も一段落し、次の問題は「幼稚園選び」。そんな声に参考になればと思います。
質問内容
1.病児のフェイス・シート(男女、現在の年齢、病名など)
2.病児が通った(通っている)幼稚園名
3.その幼稚園を選んだ理由
4.入園が許可されるまでの経過
5.実際に通園させて、良かった点・良くなかった点
結果
1.フェイス・シート
21人(男児10人 女児11人)が回答。 地域は北海道全域。 現在の年齢:4歳〜13歳。
ファロー四徴症(極型も含む):10名
三尖弁閉鎖症:4名(心室・心房中核欠損もある人:1名含む)
両大血管右室起始症:2名
その他(完全大血管転位症/大動脈弓離断症・心室中核欠損症/完全型心内膜床欠損症・無脾症候群/単身室・修正大血管転位/心筋症)
2.幼稚園名
私立幼稚園:11名 公立幼稚園4名 私立保育園:2名 公立保育園:4名
- 3.選んだ理由
- ★幼稚園の場合
自宅から近かった/園が心臓病や他の障害児・病児に理解があった/兄姉が通っていた/運動が少ない園だった・運動中心の園が多い中この園は違っていた/
いつも遊んでいる友達が行くので/障害の疑いがある子は優先的に入園できるところだった。副担任がつき、先生の数が多く充実していた。/市立で安く、障害児枠があったから/
すべて自由遊びだったので、自分のできる範囲の遊びを通して友達と関わりを持てるから/先生が多く目が行き届くから/障害者枠があり、親身になって話を聞いてくれるから/
親が送り迎えする園だったから(バスなどでは、時間に慌てさせることになると思って)/お弁当だったから(給食は、無理だったため)/副担任制でシスターがしっかりしていて安心できそうだから/
行く時間が遅く、帰る時間が早かったこと(体に無理がかからない程度だった)/小規模で、先生の目が行き届く/昔ながらの遊びが中心で、一人一人に合わせてくれる/運動会で競争心をあおらない。サッカー大会やマラソン大会がない/
週休二日制だった
★保育園の場合
術後1年だったが、経過が良く、母親にも仕事があり保育所へ通わせた/すでにダウン症の子どもも入園していたので、保母さんを良く知っていた/病気を理解して入園を許可してもらったので/地元の保育園は2箇所あり、共働きのため/病児でも受け入れてくれたから/
地域で場所が決まっているから/保育内容が良かった/園長が障害を持つ子どもの保育に積極的で、受け入れもきめ細かく、熱心な保母さんに恵まれていた/自宅の近くにあった
- 4.入園までの経過
- ★幼稚園の場合
・園長先生と主任の先生と会って、病気の経過と生活の様子を話した。障害児も受け入れてくれる園なので、園の方から特に注意もなかった。医師からの診断書なども「なければ結構です」と言われ普通に入園できた。
・園長とお役で今までのこと・病気のことなどを話し、そのご入園の連絡があった。
・全く心配なかった。
・特に何もなく許可された
・11月ごろ相談。1月からのプレ幼稚園を体験させたかったが、その時は1クラスが多人数でちょっと問題のある子がいるとの理由で断られた。しかし4月から、うちの子が入ることを考え暮らす編成をするといってくれた。管理表は提出し、園長、担任になる先生とはいろいろ話した。
・秋の運動会が終わって、職員も子どもも落ち着いてから入園が許可されたので、10月より入園。転勤したため、転勤先では、1件職員が少ないために断られた。夏休み中だったので十分幼稚園を選べず近所の園に入園。この園では以前、心疾患児を受け入れたことがあると言われすぐ許可された。
心臓病に限らず、障害児を受け入れている園なので、話はスムーズに運んだ。
・園長に今までの経過を報告するが、すぐ許可になった。
・特に普通の子どもと変わりなかった。ただ、入園に関する調査と言うことで、心配事を書くところには子どもの体のことを細かくかいて理解してもらった。
・姉が通園していたので、病児の状況は園側では分かっていたと思う。入園説明会の時に病状を説明して、入園許可の時に承諾書の提出を求められた。何かあったときは席には問わないとの書面を提出した。在園中はなにもなかった。
・電話で入園できるか問い合わせ、その後幼稚園へ行き、直接園長と細部について話し合った。入園はすんなり許可され、一度だけ子どもと一緒に見に行った。
★保育園の場合
・園の方から「運動制限がある子に3年保育は必要か」という意見もあったが、厳しい制限ではないし、姉の付き添いで病児の様子を把握できたので許可が出た。
・募集条件の中に「障害枠が数人」というのがあり、問い合わせ、面接し、許可された。
・障害児枠の申し込みの日にはじめていって申し込む→入園許可に時間がかかると電話がある→再度話し合いの日を待つ→翌日園長、主任、養護の先生で病院の主治医に会いに行ってくれた→念書のようなものを書いて入園許可が下りた。
申し込み→先生2人、園長先生に病気のことを詳しく話す→面接・子どもの様子を見る→電話と通知が届く(一応許可)→手術→術後の状態を話し、正式に許可される
・普通のこと同じように、入所申請書を提出し入園許可された。
・3歳の時にフォンタン型の手術をし、経過が良くなり、主治医より集団保育も大丈夫といわれ、診断書と幼児運動管理表を役場に提出し、内部障害者を受け入れたことがない保育園だったため、親・役場民生課・ほぼと打ち合わせし、入所許可をいただく。
・園長先生に、日常生活の注意や制限の内容を伝えただけ。
・入所を希望したらすぐ許可された。
・病気については、保育所の先生がたも以前と同じ様な病気の子どもを入所さえたことがあると言うことで、大丈夫だった。
・保育園に入れるかどうかから悩み、市の福祉課にたまたま所属していた知人に相談し、この保育園を紹介してもらった。役所では、主治医から集団生活可能という診断書をもらえなければ入園許可しないとの対応を受けたが、直接園長に面談して即日OK。「一緒にがんばりましょう」と逆に励まされた。
- 5.良かった点・良くなかった点
- ★良かった点
他の園より園にいる時間が短いことがちょうど良かった
子どもができる範囲でたくさんの行事に参加できた、先生やお友達もよかった
先生は園児たちが優しくしてくれて、とてもお世話になった
あまりない
父兄や子どもたちが病気に対し、理解を示し、温かく見守ってくれた(多少、こわごわとして迷惑っぽい感じも見受けられたが)
職員・子どももとてもよく、いろいろな面に心配りがあった 近所の子がみんな通っていたので、学校に行ったとき友達に苦労しなかった
今春から通いはじめ、手術で休んだため1ヶ月くらいしか通園していないが、内科検診の時は背中の傷のことを話すと順番を一番最後にしてくれたり、細かい配慮を感じる
近いので安心
友達と関わりが多くなり、仲良く遊べるようになった
一つの物事をあきらめることなく集中してできるようになった
明るくなった
近所の子どもたちがほとんど通園していたので、帰ってきてからも遊ぶ子には困らなかった
それまで同年代の、多数の子どもたちと関わることがほとんどなかったので、一年間という短い期間だったけれど、良い体験になったと思う
20人の園児の先生が2人というクラスだが、3歳児クラスにはみんな手がかかるので、我が子だけ特別扱いではなかったこと
散歩等は疲れたら抱いてもらっていた
健常児と隔たりなく接してくれ、自由な中にも、対人関係や約束事など自然に身につけさせてくれる
副担任もいて、病児のことをよく見てくれた。毎週親と副担で交換ノートを書いた
外で水や土、砂で思い切り遊ばせてくれたので、病児の遊びに対する経験不足が補われた
右手のリハビリにも心を配ってくれた
病気のことを分かってくれ、医者にも相談しながら、園時間の調整を臨機応変にしてくれる
少しでも変わったことがある、交換日記に親・先生がそれぞれ書いて、家や幼稚園の様子が分かるようにしている
友達ができてとても幼稚園を楽しみにしている
運動の制限はあまりなかったので、みんなと同じように運動させてもらい、本人のがんばりと根性で他の子と同じレベル、またはそれ以上のレベルの運動などができたこと
特別扱いされなかったことがとても良かった
友達がたくさんできたことが大きな喜びだった
としごの姉と同じ組になり、本人も姉と一緒なので不安も少なかったようだ
姉以外の友達もできて楽しそうだったし、決まりを知ってそれに従うことが分かったようだ
保育園だったので、無理に同年齢の子どもと同じにする必要がなく、介助についても問題がなかった
知的な面の心配もあるので、言葉が増え、体力がついてよかった
友達と仲良く遊んだり、集団生活をさせることができて良かった
感謝している。入園した時は術前で、しかもO2パックを持参していつも病院へ連絡が取れるようにと、園の電話に病院の電話番号をハッキリつけていてくれるほどきめ細やかであった/担当の保母さんも病院の外来へ一緒に受診して、主治医と保育上の注意を聞いてくれるなど、熱心だった
★良くなかった点
年中さんの人数が今年は少なく、2クラスで1クラスの人数が34人になったのでショックを受けた。建材の作りが、子どもにとってものすごく走りやすいので、ぶつかったときのことを考えるとダメージが大きいのではと心配。今のところニアミス程度で済んでいるが。
卒園する4〜5が月目でようやくバス停が近くなったこと。それまで地下鉄1区間かけて行っていた。夏は自転車で、冬は地下鉄でバス停まで行っていた。間に合わなければ、園まで送ったことも何度かあった。
病気に関すrことでは特にないが、他の幼稚園でもそうなのか、園の立場ばかり気にするところがあるように思う。
職員の態度がとても良くなく、風邪で欠席のあとや、手術前にも優しい声かけ一つない。いつも退園したいと考えていたが、根治手術があり、前後で環境が大きく変化することを考えて、相談員やいろいろな人に相談もして考えた結果、卒園までいた。
特にケガをすることもなかったが、運動能力が劣っているので運動中心だった園のため、少し心配だった。保育中に他児とぶつかり前歯がぐらついたので、近くの歯科医へ承諾無しで連れて行かれ、抜かれてしまった。歯科医も心臓病ということで診察してくれなかったこともあり、(術後であったが)幼稚園側に健康状態を無視されたことには少し腹が立った。
入園早々、担任からいろいろいわれ、ひどく落ち込み悩んだ。最初はそれなりに子どもを注意してみていてくれたようだが、後半はどういうわけかほったらかしにされ、親の言葉にも耳を傾けなかった。また、あとで知ったことだが、他の子どもたちに対しての病気の説明の仕方に大きな問題があり、後々までそのことが影響した。園長は、「大丈夫ですよ」と
言っていたので安心して入った幼稚園だったが、現場の教師は全然大丈夫ではなかった。
他の幼稚園は門前払いのような対応のところが多かったので、受け入れてくれたことはありがたいと思うが、卒園した今で心に引っかかることが数多くある。
今のところは特になし(かえってこちらの方が多々面倒をかけているようで)
まだ手術をしてから間もないので体調がハッキリせず、疲れるとすぐ風邪をひき長引く。精神的・年齢的には通わせた方がよいけれど、身体的にはまだ一年後くらいの方が良かったように思う。
夏は、外散歩1キロくらい、1週間に4日のプール保育があり、すべて「見学」または「赤ちゃん組と居残り」となっり嫌がった。泣いてついていくと保父を困らせたこともあったそうだ。初めて保育園に入園し、担任が若い保父で、母親の相談もあまり問題にされないこともあり、もっと子どもを育てたことのあるようなベテラン保母に担任になって欲しかった。
諸行事も不参加が多く「我慢」させるのがかわいそうだった。それと、時間時間と朝も保育園内もおわ、本人にとっては追われるようで最初は休みがちだった。また、どうしても見た目には分かってもらえず、体調が悪くても気づかれないこともあった。
どうしても4歳児は4歳児なので、他の子と同じく見られ、言葉が変だとか、小さいとか、覚えが悪いとかみられて、本人が少しショックを受けたこと。心臓について、運動するのが止められないので、先生たちが大変そうだ。
風など病気にかかることが多かった。
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