心房中隔に穴があいているため、肺からかえってきた血液の一部が再び肺に戻ってしまう病気である。
全先天性疾患の10%前後の頻度で女の子に多い。
重症のものでは、気道感染・呼吸困難・心悸亢進・易疲労感があり早期手術が必要である。
中程度や軽度のものでは症状を訴えることは比較的少なく心雑音が弱いこともあり発見されにくい。しかし30歳過ぎから症状が出ることが多く、非手術例の平均寿命は40歳前後と言われている。
自然閉鎖はほとんどなく、感染性心内膜炎の合併も少ない。
中程度や軽度のものであれば、学童期にはほとんど無症状であり突然死の危険もないので、普通の学童と同じように扱ってよい。
|